システムはプログラマやエンジニアによって開発されますが、これらのシステムを問題なく動作させ続けるために管理を行うのがシステム運用やシステム保守の仕事です。サーバーの起動や停止、システムの監視などを行うのがシステム運用であり、システムのアップデートやトラブルへの対処を行うのがシステム保守になります。2つの仕事は役割が異なりますがその境界線はあいまいであり、両方の領域を兼任している人もいます。
◯運用・保守の詳しい仕事内容⇒http://unyohoshu-shigoto.com
運用・保守の仕事の面白さというのは、システムを稼働している状態で観察することができる点です。サーバーやネットワークが実際にどのように動いているかを実際に目撃し、どのような時にどのような出来事が起こるかといった知識を得ることができます。システム開発やネットワーク構築の現場では役立つものであり、将来的にはシステムエンジニアを目指している人にとっては大きな経験を積むことができるでしょう。
システムにトラブルが発生し、稼働できなくなるとさまざまなことに支障がでます。そのためトラブルが発生してしまった場合には早急に復旧させなければなりません。時間との勝負となり、迅速に的確な判断を行っていかなければならないため、プレッシャーは大きいでしょう。しかし自分の力でシステムを復旧させることができた際には大きなやりがいを感じるという人も多くいす。システムを裏から支える仕事ではありますが、ITシステムはすでに生活に欠かせない存在となっています。確かな需要が見込めるので将来性も高いことも、魅力であると言えるでしょう。